酷い肩こりと頭痛…実は医学的に関連がある?
ひどい肩こりでお悩み方の中には頭痛で悩んでいる方も
少なくないのではないでしょうか?
肩こりが酷くなると頭が痛くなる、というのは一般的に
経験として語られることも少なくありませんが、実は医学的にも知られている事実なのです。
頭痛には大きく分けて2つのグループがあります。
簡単に言えば、1つめは、くも膜下出血など「他の病気に伴って生じる頭痛」で、
2つめは「他の病気に関連のない頭痛」です。
後者を一次性頭痛といい、これが更に分類され、
主に「緊張性頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」の3つに分かれています。
肩こりはこの内「緊張性頭痛」と「片頭痛」が悪くなる原因として
知られていて、特に「緊張性頭痛」は頭痛の原因自体が
「肩こり」にあると言われているのです。
この頭痛は頭が重くなったような、こめかみを締め付けるような、
圧迫感のある頭痛です。
朝起きてから夕方にかけてだんだんひどくなる傾向があるとも
言われています。肩こりにお悩みの方、身に覚えはありませんか?
この頭痛はうつむき姿勢や不安感とも関連があると言われており、
逆に入浴、適度な運動などはこの頭痛を軽くしてくれる
要因の一つとして知られています。
肩こりからくる頭痛でお悩みの方は、是非普段から背筋を意識して
伸ばしてみるようにして、休日は適度な運動や入浴でリラックス
するようにしてみて下さい。
あまり痛みが酷くなる場合別の原因も考えられますので、
お医者さんに相談してみるのがよいでしょう。